




ジュニパー フレグランス No.1882
ジュニパーは、松の木の香水ではありません。針葉の間に実る緑の実の房の観察です。冷たく、樹脂のようで、鋭い。手の中で揉んだ葉。雨上がりの空気。
私は、深呼吸の言葉です。まだ誰も足を踏み入れていない針葉樹の森の。覆いもなく風の中に立つ木々の。
目を開かせるのに十分な、冷たいひと息。

01 · 耳を傾ける
目を覚まさせる冷たさがある。
ほんの小さな瞬間があります。雨がやんだばかりの窓を開けること。バジルの小枝を指先で揉むこと。すべてを再びはっきりさせる、ひと口の冷たい水。
そのとき、ジュニパーの言葉が語られます。誰も起こしません。ただ、目が冴えるほどに冷たい。
すべての明晰さが騒がしい必要はありません。急ぐ必要も、名前をつける必要もありません。
02 · ピース
香りはひとりでは生まれません。これはジュニパーが言葉になるために借りたかけらたちです。
- 開封後 · 開く時
- バジル · アルテミシア · ベルガモット · ジュニパーベリー
- なじんだ後 · なじむ時
- カーネーション · ジャスミン · ゼラニウム · ローズ
- 残りが · 残り香
- シダー · パチュリ · ムスク · アンバー


03 · 余韻
持ち帰る一つの香り。語り継ぐ一つの場所。
ジュニパーの言葉では、深い呼吸の一つひとつに価値がある。
ジュニパーは、持ち帰る香りになるかもしれません。テーブルの上の針葉のひと枝。暑い日のひんやりとしたひと層。
あるいは、もう一度語るための片隅。目を覚まさせてくれること。声を張る必要のない話。ただ聞いてもらえればいい。
香水 · レ・マイ
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